北海道岩内郡共和町、昭和初期に栄えた国富鉱山。かつては製錬所も操業していましたが、資源枯渇から採掘と製錬は中止。製錬所だった拠点が電子部品材料の製造工場へ新たな一歩を踏み出しました。2009年、住友金属鉱山の会社分割によって住鉱国富電子株式会社が誕生し、1,222ha(札幌ドーム221個分)の広大な土地でタンタル酸リチウムやサマリウム鉄窒素を始めとした高品質な製品を提供しています。環境を配慮した最先端の製品の製造を通じ、高度化する無線通信社会の発展と低炭素社会の実現を目指します。
昭和50年代の国富事業所と羊蹄山